冬の思ひ出 其の二
話はちょっとさかのぼって、9年ぶりの飛行機(国内線はもっとでした)は
えっ!エコノミー席ってこんなに狭かったかしら? 新幹線より狭い
かも~と、ちょっとビックリ。(・・;)
私は三列の通路側で、真ん中は私よりはお姉さまの方、窓側は年下
っぽい男性で、お二人は同行者ではなさそう。
私に同行してくださったIYEOの役員さんとは、離れ離れの席だったので、
見知らぬ隣のお姉さまに何か話しかけようと思いましたが、今一歩。(^^;
無言のままのフライトでした。(>_<)
新千歳に降り立って、真っ先にトイレに行ったのですが、ナント!その
お姉さまが私の後に並ばれたのです。(^ω^)
これは何かのご縁と、「お隣に座っていらした方ですよね?」と話しかけたら
「そうですよ。私も貴女のセーターの袖を見て、あっ!と思ったの(^-^)」と。
それから、荷物を受け取るまで、お互いに旅の行き先や目的、どこから
来たとか、楽しくお喋りしあいました。IYEOの宣伝もしちゃったり。(^_^;)
こんなことなら、飛行機の中でちょっと勇気を出せば、楽しいフライトに
なったのにな~と、反省しました。ヽ(;▽;)ノ
※※※
定山渓まで、貸切バスで移動。
北海道IYEOの若い女性が近くに座られたので、岐阜の役員さんを介して
自己紹介や、どこの国へ交流に参加したか、大会準備の大変さとか、いろ
いろお話できました。
準備の為に、皆さんで何日も徹夜をされたそうです。(・・;)
岐阜県には来られたことがないけれど、郡上踊りの存在は知っていらした
ので、日程表をお見せしながら、宣伝させてもらいました。✌
定山渓辺りも、一週間前に大雪が降ったそうで、道路の脇には除雪した雪が
残っていましたが、お天気はまーまー。
会場のホテルは、沢山の参加者で賑わっていました。
受付を済ませ、名札を首に掛け、荷物を置いてから、会場の広いホールへ。
岐阜県IYEOからは4名の参加で、北の大地での再会に盛り上がりました。
開会式、内閣府の子ども若者・子育て施策総合推進室長さんを初め、主催
側トップの方々の挨拶に、来賓の北海道知事室長さんの挨拶がありました。
つづいて、基調講演 ノンフェクション作家・エッセイストの千石涼太郎氏です。
テーマは「北海道文化の成り立ちと在り方」。
昭和39年、小樽市生まれ。
NHK 朝の連続テレビ小説「マッサン」でもお馴染みの、ニッカウヰスキーの
創業者 竹鶴政孝さんの人生を描いた「竹鶴とリタの夢 余市とニッカウヰス
キー創業物語」の著者です。
〇言葉と文化の密接なかかわり
北海道は方言が少ないと言われますが、それなりにあるそうです。
手袋を履く = 手袋をする
ゴミを投げる = ゴミを捨てる
あ~こわい = あ~疲れた
なまち = とても(男言葉)
あめる = 物が腐る などなど
北海道の地名は、アイヌ語が多いので、漢字は当て字になっている。
開拓民の地なので、故郷の本州の地名と同じところも多い。。。
〇北海道は発展に貢献した多くの力の受け皿
〇北海道人の気質ー不器用な一面に隠れた優しさ
〇開拓精神の再興
興味深いお話をいろいろ聴けました。
※※※
一番ヒットした言葉は、「偏差値」ではなく「変さ値」が大切だということ。
マッサンも、当時としてはかなり「変さ値」が高い人間で、なかなかウイ
スキーが日本人に受け入れられなかったけれど、「変さ値」に支えられた
努力によって、ニッカウヰスキーという大きな文化を作り上げたのです。
海外を駆け巡っているIYEOのメンバーの方々は、優秀な方ばかり
ですが、確かに個性的な方も多いです。
いい意味での「変さ値」アップが、新しい何かを生み出したり、人を
動かしたり、活躍の場を広げていくのだと思いました。
私も、郡上踊りをはじめ、いろいろなことに興味を持つからか、「変わっ
てるよね~」と、たまに言われることがあります。(^_^;)
褒め言葉と捉えて、更なる「変さ値」アップを目指さないと。(*^^)v
つづく
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